M3927●江戸明治和本等>心学論〈五倫書滝川評判〉滝川心学論 滝川如水 漢学

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●江戸明治和本●心学論〈五倫書滝川評判〉[滝川心学論]★ゆうパック着払い
【判型】大本5巻5冊。縦266粍。
【作者】熊沢伯継(シゲツグ、蕃山)仮託。滝川如水(昌楽・随有)作。
【年代等】寛文7年8月刊。刊行者不明。
【備考】分類「漢学」。『滝川心学論』は、外題に「心学論 五倫書滝川評判」が示す通り、『心学五倫書』を批判するために著されたもので、蕃山自身『集義和書』初板本において「此間批判の書まで出申候」と言及する。目録によれば、「五倫書題号之事」「天道之章」「明徳之章」「誠之章」「敬之章」「五常之章」「五倫之章」「天之本心章」「国主父母章」「国生米穀之章」「天照太神之章」「後白河之章」「北条時政之章」「帝尭之章」「唐土之章」「釈迦仏之章」「釈迦一切経之章」「儒道之章」「人心之章」「欲深之章」「悪人之章」の21章に分けて記す。総じて、当時流布していた『心学五倫書』熊沢蕃山撰作説に立って、『心学五倫書』に見られる父子優先の、情誼的結合を重視する五倫観や岡山藩の宗教政策の根拠となった『心学五倫書』の仏者批判などを痛烈に批判する。これらの批判の背景には、『心学五倫書』の思想傾向を私的な「僻道」と見なすように、公的原理の上に立つ寛文期の政治的状況があったと考えられ、基本的に公的原理を重視する集権的封建体制の確立を目指す幕府側の批判であった。従って、『滝川心学論』の刊行は、『心学五倫書』から『五倫書』『仮名性理』への変革を促す役割を果たすことになった。なお、本書の改題本に『大和義礼』がある(山本眞功「『仮名性理』の成立に関する一試論─『滝川心学論』を媒介として─」、『『心学五倫書』の基礎的研究』参照)。
★原装・題簽付(1巻のみやや摩滅)・状態良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。

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