みなさんは、アームチェアで生活をされた経験はありますか？

アームチェアの使い心地のよさは、使っていくほどに、深く感じられるもの。一度アームチェアを使って暮らした方は、必ずと言っていいほど、買い替えのときにもアームチェアを選ばれます。

その最大の魅力は、ご想像の通り「腕がとても楽」だということです。ひじ掛けがあることで、腕の置き場ができるので、体勢を崩した状態でも、リラックス感を味わえるのです。

そこで今回、人気のペーパーコードチェアをベースに、ひじ掛けをプラスした「ダイニングチェア folk Arm w/codeback（フォークアームウィズコードバック）」を開発しました。

ひじ掛けがあることで、広い座面と相まって、リラックス感のある座り心地を味わっていただけます。

体重に占める腕の重さは、12％ほどにも及ぶそうなので、腕を休ませる場所があるというのは、物理的にも負荷を軽減してくれます。

じっくりと長時間の読書をするのにも、いろいろと体勢を変えられるので、とても楽ですし、

休日の朝にコーヒーを飲みながら、ゆったりとリラックスするのも良いですね。

片方に体重をかけて、ひじ掛けにもたれるように座ることで、体の緊張感がほどけ、自然と楽な体勢に。

立ち上がるときには、ひじ掛けを支えにすることで、体重の重い方や、足腰が弱い方にとっては、生活の助けにもなります。

ひじ掛けがあることで、リラックス感のある姿勢を許容できたり、生活の支えになったり...高い機能性を発揮してくれるのが、アームチェアなのです。

そんな良い点の多いアームチェアですが、弱点となりやすいのは、スペースの問題。アーム部分が左右に存在するので、全体的に幅や奥行きが、大きくなってしまいがちです。

その点、folk Arm w/codebackは、ひじ掛けを一般的なアームチェアに比べて、床から「58cm」と、低めに設計しています。

リセノで人気の「伸長式ダイニングテーブル folk」でいうと、高さ68cmの低いタイプであっても、床から幕板までの高さは「59cm」あります。

ですから、ほとんどすべてのダイニングテーブルで、ひじ掛け部分をテーブルの下にすっぽりと収納することができるのです。

こちらの画像は、大きなひじ掛けが特徴的な北欧デザインの名作「Yチェア」のあるダイニングです。

高いリラックス感を得られる反面、ひじ掛けの影響でチェアをテーブル下に入れ込めないので、場所を大きく取ってしまいます。

よほど広いお家であれば問題ないのですが、一般的なダイニングだと、大抵は生活動線に浸食してしまいがち。

そうすると、いかに座っているときにリラックス感を得られても、普段の生活の中で邪魔になり、ストレスの原因になってしまいます。

そしてこちらは、folk Arm w/codebackの場合。

テーブルの下にチェアをすっぽり収納できるおかげで、日本のコンパクトなダイニングであっても、生活動線をしっかりと確保することができます。

「ありふれていそうで、探すとなかなか見かけない」というのが、リセノプロダクトの共通のデザイン思想。

生活において、絶妙に役立つ設計に仕上げています。

このアームチェアの座り心地の良さの秘密のひとつは、ひじ掛けにつけた絶妙な「丸み」です。

アームチェアをお使いいただいている方はご存知だと思いますが、座っている時についつい触りたくなるのが、ひじ掛けの先端部分。ですから、この部分の心地に、実はこだわりました。

丸みを帯びた意匠デザインに設計したことで、ひじを置いたときに、ついつい撫でてしまうような気持ちいい手触りに仕上げています。

先端以外も、上面はストレートに、下面は丸みを帯びさせており、角がとがらないように「面取り」加工も施しています。

上面は、ひじを置く部分なので、ストレートでないと心地が良くないですが、側面から下面に向けて丸みを帯びさせることで、この部分もとっても気持ちのいい触り心地に仕上げました。

「尖った部分がないデザイン」というのは、小さなお子さまがいるご家庭にも、うれしいポイント。

お子さまが万が一、ゴツンとテーブルにぶつかったりしたときにも、角が立っているチェアよりも、いくらか安心です。

このような細かな意匠デザインへのこだわりによって、folk Arm w/codebackは、毎日さらにを快適なものにしてくれるはずです。

folk Arm w/codebackの意匠デザインのもっとも特徴的なポイントは、背もたれにあしらった「ペーパーコード」。

これはかなり珍しく、このチェアの特徴的なデザインです。

お部屋の中心にあるダイニングは、美しいインテリアスタイリングを実現するための「主役」と言えます。

事実、家具デザインにおいて高い人気を誇る北欧家具においても、名作デザインは圧倒的にチェアが多いです。

それだけチェアは、インテリアの雰囲気を左右し、古くからさまざまなデザイナーに重要視されてきました。