お部屋を素敵にコーディネートする中で、ベッド周りってちょっとおざなりになりがち。そんな中で、私は寝室もこだわって、それなりに作り込んでいるつもりでした。

でも「ノルディック スリープ ピロー」に出会って、まだまだ考えが足りていなかったと感じています。それは「清潔に使える枕を選んでいるかどうか」ということ。

「上質で、ふかふかで、ホテルのような贅沢さ」は追求していましたが、枕は毎日使うものにも関わらず「清潔に使える機能性」までは考えが及んでいなかったのです。

ノルディック スリープ ピローは何がそんなに違うのかというと、中に使われている素材が他とは全く別物です。

その素材は「フォスフレイクス」といって、人工雪に使われているもの。映画の撮影中に、スタッフが人工雪の上で仮眠をとった時、これは枕にいいのでは？　という面白いエピソードがあります。その発見から開発が進められたのだとか。

実際に触ってみると、ふわふわ感の中にコシがあり、しっかりとした弾力もあります。まるでダウンの枕といった感じで、使用感はとても近いです。違う部分といえば、匂いがしないというのと、復元力が失われないということ。

デンマークの工場で4000回圧縮しても、復元率は97%とほぼへたらなかったという結果にも納得です。

ここからは、さらにノルディック スリープ ピローの魅力を掘り下げたいと思います。

ノルディック スリープ ピローの魅力はなんといっても、とにかく清潔に使えるということ。

洗濯機で丸洗いが可能な上に、乾燥機も使えるなんて、今まで使っていた枕では考えられない仕様に驚きました。乾燥機を使うことでアレル物質が取り除けたり、ダニは60℃で死滅するといわれますので、付着したダニにも効果が期待できます。

年に4回ほどの洗濯を目安にしてただくと、ふわふわ感も持続できます。乾燥機をかけた方が、よりふわふわ感が出たように感じました。

念のためネットに入れていただきつつ、60℃以下でのタンブル乾燥。あと一点、酵素系の洗剤や柔軟剤は、中材を破損してしまう恐れがあるため、ご使用にならないようにという事だけご注意いただければと思います。

通気性が良いので、乾燥機がないご家庭でもすぐに乾きます。通気性が良い分、湿気も溜まりにくく、寝汗をかく季節でも気兼ねなく使えるのは、ほんとうに嬉しいです。

そしてさらに凄いのは、ツルッとして気持ちの良い肌触りの生地は防ダニ率100%で、ダニが一切中には入れないということです。アレルギーや喘息がある私にとって、一番の決め手になったポイントでもあります。

エコテックスRスタンダード100（有害な物質を一切使用せず、環境保護基準に従い製造された繊維製品の国際的な安全基準をクリアしている）という認証も取得しており、使用する上での安心感も。

少し高価な枕ではありますが、丸洗い＋防ダニ率100%のものは他ではなかなかなく、しかも長く使えますので、とてもおすすめできます。

どんな方にもフィットするように、大きさは「43×63cm」「50×70cm」の2種類、高さは「ミディアムロー（低）」「ミディアムハイ（中）」「ファーム（高）」の3種類をご用意しました。

高さの違いに関しては、中材の量を調整することで変化させていますので、低い方が中材の量が少ないため柔らかく、高い方が中材の量が多いためハリがあって硬めとなっています。

ここからはそれぞれの特徴と、使ってみてよかったおすすめの使い方をご紹介します。

こちらは「ミディアムロー」のタイプ。低めで柔らかな使い心地がお好みの方や、自然な寝姿勢で眠りたい方、女性、小柄な体型の方におすすめです。

中材が少なく柔らかいため、枕の形状を少し変形させる余裕があります。首のカーブに沿わせて楽な寝姿勢をキープさせる、という使い方が私のお気に入りです。

変形しやすい分、しっとりと沈み込む感じが心地よく、自然と首まわりに沿って支えてくれる形になるので、仰向けで寝ることが多い方にもピッタリです。

こちらは「ミディアムハイ」で、最も標準的な高さ、硬さのエントリーモデル。一番ふわふわを感じられるボリュームです。

寝返りが打ちやすい高さ、硬さですので、寝返りをよく打つ方、横向き寝が多い方に特におすすめ。

幅広い方にお使いいただける標準タイプですので、どの枕を選んでいいか迷っているという方は、まずこちらをお選びいただければと思います。

最後の「ファーム」は、もっとも高く、反発があるタイプ。ふわふわが苦手で、硬いのが好きな日本人に人気の、日本限定モデルです。

硬くて強いホールド感をお求めの方や、男性などがっしりとした体型の方、しっかりとした高さが欲しい方におすすめ。睡眠中の頭から首をしっかりと支えてくれます。

弾力がありますので、ヘッドボードに立てかけて背もたれとして使うと、程よい角度をキープしながら読書などが楽しめました。柔らかいと腰の支えには弱く、いざ寝る時にはぺたんこ...なんてのが嫌だったので、この弾力はちょうど良いです。

「クッションとして販売して欲しい」との声もあるようで、実際にソファーでクッションとして使っている方もいるのだとか。たしかに、体勢をしっかり安定させられるので、寝室では枕、そのままリビングに持っていってクッションとして使うのも良さそうです。