上皇と法皇の歴史 仙洞年代記/槇道雄【以上送料無料】

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著者(著)
出版社
発売日2021年12月
ISBN9784840622509
キーワードじようこうとほうおうのれきしせんとうねんだいき ジヨウコウトホウオウノレキシセントウネンダイキ まき みちお マキ ミチオ
9784840622509
内容紹介
歴代の上皇と法皇の歴史を解説した年代記いわゆる院政時代の平安後期から鎌倉前期に限らず、広く歴代の上皇、また出家した法皇も含めて、院政形態の全体像をなるべく平易に略述してある。
●明治時代の旧「皇室典範」により永遠に廃止されたと思われた「上皇」復活に触発されて執筆したものである。
●天皇号成立以後の歴代天皇の推移を追いながら、そのなかで上皇・法皇の姿を述べている。
●天皇号、太上天皇号、ついで院号の天皇名・太上天皇名の常態化が長期間に及んだ史実を明示した。
●院号天皇名と院政形態の終焉による漢風諡号天皇名の復活過程の背景を追求してみた。
●引用史料については適宜読み下し、本文も含めてルビを付したことで、全体に読みやすくしてある。
サブタイトルの「仙洞」とは、『荘子』内篇(逍遥篇)にみえる語句にちなむ上皇・法皇らの御所を指す。これらは、院号つきのものが多かったため、上皇・法皇に対しても「院」という呼称が用いられ、やがては天皇号に代わる院号で上皇・法皇、また天皇に追号を贈る時代が900年も続いた。その全体像を一般にも広く理解していただけるように「年代記」と名付けて記述されている。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次
序章 執筆のプロローグ/第1章 天皇号採用の前提/第2章 院政の原初形態/第3章 院号天皇の時代/第4章 院政形態の消滅/結語 擱筆のエピローグ

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